16 / トラブル対応
サイトが表示されないときの切り分け方
症状別の確認表と、サポートへ伝える情報の記入例を用意しました。
まずURL、発生時刻、エラー、直前の変更を残し、ほかのページや回線でも同じかを確認します。HTTPのエラー番号は原因の手がかりで、番号だけでは原因を断定できません。DNSや通信の段階で失敗し、HTTPの応答が得られない場合もあります。
表示された症状ごとに、調べる入口を分ける
次の表は確認の順序を決めるためのものです。番号が同じでも原因が違う場合があり、これだけで設定変更や復元を決めるものではありません。
| 症状 | 先に調べること | 次の確認 |
|---|---|---|
| 1記事だけ404 | URLの綴り、記事の公開状態、URLを変えたか | ほかの記事は開くか、古いURLからのリンクが残っているか |
| 操作時に403 | 制限設定、WAFの検知、直前の変更 | 発生時刻と操作をログに照合。番号だけでWAFと断定しない |
| 500、または更新後に画面が空白 | 直前の更新、同時刻のエラーログ | テーマ・プラグイン等との関係をサポートへ確認 |
| 名前解決のエラー | ドメインの状態、DNSの設定と最近の変更 | 別の回線での結果と、契約先の障害情報 |
| 証明書の警告 | ドメインの一致、証明書とHTTPSの設定 | ログインせず、契約先の案内と設定を照合 |
例:トップは開くが、昨日の記事だけ404
想定例です。サイト全体が開くなら、最初からDNSを変更するより、その記事の公開状態とURLを確認します。記事URLを変えた場合は、記事一覧や本文のリンクが以前のURLを指していないかを見ます。新しいURLで開くことが確かめられたら、古いリンクや必要な転送を整理します。
問い合わせに添える情報の例
記入例(架空の状況)
対象URL:問題が起きる記事のURL
発生時刻:10月3日 14:20 JST
症状:トップは表示されるが、記事の公開操作で403になる
直前の変更:フォーム用プラグインを更新
確認結果:別の回線でも同じ。サーバーの障害案内は確認済み
「直前に更新した」は手がかりであり、原因確定ではありません。画面のエラー文やログの該当部分も添えると調べやすくなります。スクリーンショットやログに含まれるパスワード、認証トークン、個人情報は除いて送ります。
変更する場合は1つずつ行い、時刻と結果を残します。復元の影響は更新の記事、WAFが疑われる操作は保護機能の記事で確認できます。
この記事の要点まず状況を記録し、エラーと直前の変更を手がかりに調べます。
ことばの小さなメモ
- HTTPステータスコードWebサーバーが返す応答の結果を示す3桁の番号。
- エラーログ処理の失敗や異常を記録したログ。
参照した公式・技術資料
資料確認日:2026年10月3日