05 / ドメイン
独自ドメインとサーバーは別々に選べる?
登録管理・DNS・公開先の担当を分け、ドメインを接続する場面を整理します。
ドメインの登録と、Webサイトを公開するサーバーの契約は別の役割です。公開先が対応していれば、ドメインを登録する会社とサーバーを借りる会社を分けられます。ドメインを取得しただけで、サイトの中身が公開されるわけではありません。
最初に、3つの担当先を書き出す
| 役割 | 管理するもの | 確認する場所 |
|---|---|---|
| ドメインの登録管理 | ドメインの所有・更新、登録管理会社の変更 | 登録した会社の契約管理画面 |
| DNSの管理 | Webやメールの接続先を示す情報 | 使っているネームサーバーを提供する管理先 |
| サイトの公開 | ページ、画像、WordPressなどのデータ | 公開先のサーバー・ホスティングの管理画面 |
例:会社Aで取得したドメインを、会社Bのサーバーへつなぐ
これは構成の想定例です。会社Bで取得済みドメインを使えることを確認し、会社Bが指定するDNS設定を、現在のDNS管理先で行います。DNSレコードの接続先だけを変える方法と、ネームサーバーを変更してDNSの管理先ごと変える方法があるので、会社Bの開始ガイドに沿って選びます。
ネームサーバーを変える場合は、既存のメール用レコードやその他の設定も、新しい管理先に用意する必要があるか確認します。Webが開いてもメールが届かなくなる変更を避けるため、現在の設定を控えてから進めます。
公開先の変更と、ドメインの移管は別
サーバーを変える作業は、サイトのデータを新環境に用意し、DNSの接続先を切り替えることです。ドメインの登録管理会社まで変える「移管」は、別の手続きです。必要な変更がどちらなのかを先に整理しましょう。
変更したDNS情報には保存期間があり、利用者によって以前の情報が使われる場合があります。画面を確認するために設定を何度も戻すのではなく、指定された値と登録内容、変更時刻、実際の接続先を確認します。
取得したドメインを使う前の確認
- 公開先が取得済みドメインの接続に対応しているか。
- ドメインの更新先と費用、DNSを編集する場所がわかるか。
- 既存サイトやメールを使っているか。影響する設定を控えたか。
- 公開先の指定値、HTTPSの設定、接続を確かめる方法がわかるか。
運営メモに残すこと登録管理会社、DNS管理先、サイトの公開先。契約先が同じでも、この3つの役割を分けて把握します。
ことばの小さなメモ
- DNSドメイン名とIPアドレスなどの情報を対応づける仕組み。
- レジストラドメイン名の登録・更新などを取り扱う事業者。
- DNSキャッシュ問い合わせで得たDNS情報を、一定時間保存して再利用する仕組み。
参照した技術資料
資料確認日:2026年10月3日。会社A・Bの例と確認順は本記事の提案です。実際の設定値は公開先の公式案内で確認してください。