サーバー選びのノート

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06 / 運営の基本

バックアップがあれば安心?記事を戻すために確認したいこと

保存対象・保持期間・復元費用を確かめ、戻す前後の作業を整理します。

「自動バックアップあり」は、データを保存する機能があるということ。必要な時点のデータが残っているか、何を戻せるか、復元に費用や作業が必要かまで確認します。

WordPress全体の保存対象は2つ

ファイルだけのコピーは、通常データベースの保存にはなりません
対象主な内容
データベース記事本文、コメント、各種設定など
ファイル画像、テーマ、プラグインなど

ファイルとデータベースは、なるべく同じ時点の組として保存します。記事だけを取り出す方法と、サイト全体を戻す方法では、必要な操作と影響する範囲が違います。

契約先で確認する5項目

  • 保存対象:Web、データベース、メールのどこまで含むか。
  • 保存日時:いつ実行され、何日分を残しているか。
  • 復元範囲:記事だけ、データベース全体、ファイル全体などを選べるか。
  • 作業と費用:データの受け取りと復元操作は誰が行い、別料金があるか。
  • 使える状態:解約後や管理画面に入れない場合も、必要な控えにアクセスできるか。

例:昨日消した記事を戻したい

以下は想定例です。10月3日に記事を消し、10月2日のバックアップに残っているとします。サイト全体を10月2日へ戻すと、その後に公開した別の記事や受け付けたコメントも古い状態に戻る可能性があります。

まず復元したい記事が保存されている時点を選び、記事だけを取り出せるか、サイト全体の復元が必要かを確認します。必要なら契約先へ、保存日時と戻したい対象を伝えて相談します。戻せる方法がわからないまま、全体の復元を実行しないようにします。

復元前後の順序

  1. 問題が起きた時刻と、必要な保存時点を記録する。
  2. 現在のデータも保存し、バックアップ後に増えた記事・画像・コメントを確認する。
  3. 復元対象と上書きされる範囲を確かめる。フォームや注文を受けるサイトでは、作業中に増えるデータの扱いも決める。
  4. 契約先や使うツールの手順に沿って復元する。
  5. 戻した記事、画像、管理画面、使用中のフォームなどを確認する。必要な新しいデータが残ったかも見る。

大きな変更の前には新しいバックアップを用意します。別の保存先にも控えを残し、試せる環境があれば復元の手順を確かめておくと、実際の作業範囲を把握できます。

バックアップを選ぶ基準保存されているかに加え、必要な時点と対象へ戻せるか、作業と費用を確認します。

ことばの小さなメモ

  • データベースデータを整理して保存・検索する仕組み。WordPressでは記事本文や設定などを格納します。
  • リストアバックアップを使ってデータを復元する操作。
  • プラグインWordPressなどのソフトウェアに機能を追加する拡張プログラム。

参照した公式資料

資料確認日:2026年10月3日。削除した記事の例と確認順は本記事の提案です。保存範囲・復元方法・料金は契約先によって異なります。

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