09 / 表示速度
サイトの表示速度は何で決まる?
遅いページを測り、画像・処理・負荷の順に改善箇所を探します。
表示速度には、サーバー、テーマやプラグインの処理、画像、設定などが関わります。まず実際のページを測り、改善する場所を決めます。キャッシュは保存した処理結果を再利用する仕組みなので、速度と合わせて、更新した内容が正しく出るかも確認します。
まず、同じ条件の測定記録を作る
トップページだけでなく、画像の多い記事と普段の記事も対象にします。URL、日時、端末、回線、使った測定ツール、ログインの有無を記録し、同じ条件で数回確認します。1回の数値だけで変更の効果を断定しません。
管理者にだけ追加の表示や処理がある場合もあるので、読者向けの表示はログアウトした状態で確かめます。記事を変更した直後なら、キャッシュの状態もそろえて比較します。
症状から、確認する場所を選ぶ
| 見え方 | 先に確認すること | 次に試すこと |
|---|---|---|
| 画像が多い記事だけ遅い | 画像のファイルサイズと枚数 | 元画像を残し、表示サイズに合う画像へ調整 |
| 本文が出るまで長く待つ | サーバーの応答、処理の負荷、キャッシュ設定 | 同時刻の使用状況と、テーマ・プラグインの処理を確認 |
| アクセスが増えた時間だけ遅い | CPU・メモリなどの負荷とエラー | 契約先へ記録を添えて相談し、制限や変更先を確認 |
| 手元の端末だけ遅い | 別の端末・回線で同じURLを表示 | 端末や回線による差かを切り分け |
例:画像を軽くした前後を比べる
これは作業の想定例です。1記事の画像だけを調整し、本文やプラグインの設定は同時に変えず、同じ条件で再測定します。表示までの時間だけでなく、文字を含む画像が読めるか、拡大時に必要な細部が残るかも確認します。速くなった場合も、他の記事まで同じ効果があるとは限りません。
改善が見られなければ、変更点と結果を残して次の要因を調べます。プラン変更は、容量と処理の負荷を確認してから検討します。価格や速度の順位だけで契約を変えるより、困っている箇所に対応する変更を選びましょう。
この記事の要点速度は実際のページで測り、画像・設定・サーバーのどこに改善の余地があるかを切り分けます。
ことばの小さなメモ
- キャッシュ処理結果や取得したデータを保存し、再利用する仕組み。
- CDN複数の配信拠点を使って、画像などのコンテンツを届ける仕組み。
参照した公式・技術資料
資料確認日:2026年10月3日